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シダーウッド

基礎情報
科名 | マツ科、ヒノキ科 |
学名 | Cedrus atlantica(マツ科)、Juniperus virginiana(ヒノキ科) |
抽出部位 | 木 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主成分 | (マツ科)β-ヒマカレン、α-ヒマカレン、α-アトラントン (ヒノキ科)ツヨプセン、セドロール、α-セドレン |
主な原産国 | アメリカ |
香りの系統 | 樹木系 |
使用方法 | 芳香&ディフューズ、塗布 |
こんな時におすすめ
リラックスしたい、爽やかに気分転換したい
使用例
・就寝前にディフューザーに垂らして、噴霧して使用。
・お水が入ったスプレーボトルに1、2滴垂らしてタンスやクローゼットに噴射して。
・お顔の気になるポイントに、スキンケアに1滴加えて使用。
香りの特徴
マツ科であっても、ヒノキ科であってもシダーウッドは、ベースとして温かく自然の力強さを感じさせるウッディ調の香りは、不安感や感情的になった時の心を落ち着かせてくれ、活力を与えてくれます。そのベースの香りの中にあっても、マツ科のシダーウッドは甘さがあり、ヒノキ科のシダーウッドは、ややスパイシーな香りがあるのが特徴的です。ヒノキに似た香りも持ち、日本人には親しみ深い香りとなっています。
豆知識
シダーウッド精油には、大きく分けてマツ科由来とヒノキ科由来の2種類あり、植物の種類により香りや効能にも特徴がありますが、マツ科由来はアトラスシダーウッドやホワイトシダーと呼ばれ、ヒノキ科由来はバージニアシダーウッドやレッドシダーと呼ばれています。アロマ業界において、シダーウッド精油といえば一般的には、マツ科のアトラスシダーウッドのことを指します。シダーの語源はアラビア語で「力」です。針葉樹の中でとても大きく、丈夫な根を張る偉大な「力」の象徴とされました。また、現在では香水の保留剤やマッサージの際などに使用されていますが、古代より神聖な樹木として扱われ、神殿を作る際やミイラの防腐剤として、使用されてきました。

・自分の肌に合わない場合は、使用を辞める。
・妊娠中、授乳中の方の使用は、控える。もしくは医師や薬剤師に相談した上で使用する。
・乳幼児の使用は医師や薬剤師に相談した上で使用する。
・初めて使用する場合は、必ずパッチテストを行う。(少量ずつ使用し、自分の肌に合った使用量で使用)
・お子様の手の届かない場所、揮発性なので直射日光が当たらない場所に保管する。