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クローブ

基礎情報
科名 | フトモモ科 |
学名 | Eugenia caryophyllata |
抽出部位 | つぼみ |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主成分 | オイゲノール、酢酸オイゲノール、β-カリオフィレン |
主な原産国 | インドネシア、マダガスカル、スリランカ |
香りの系統 | スパイス系 |
使用方法 | 芳香&ディフューズ |
こんな時におすすめ
気持ちが落ち込んでいる時、明るくなりたい、集中したい
使用例
・クリスマスの寒い季節にお部屋でディフューズして使用。
・お風呂に1滴垂らして、沐浴として使用。
・虫除け用や防腐用として、コットンに垂らして、キッチンやクローゼットに設置して使用。
香りの特徴
刺激が強いスパイシーな香りの中にも、ほんのりとした甘みを感じられるクローブ。どこかシナモンにも似ているその強く独特な香りは、温かみと深みがあり、体も心も活気がわいてくるような印象を受けます。
豆知識
日本ではあまり馴染みのないクローブは、煮込み料理(カレー、シチュー、スープ)ではよく使用されているスパイスの1つです。古くから殺菌、消毒、感染予防などの薬用として、また口内の清潔をサポートするのに利用されていました。特に中国では、クローブのつぼみを口に入れ、歯の痛みを緩和させたり、口臭予防にも使用されていた歴史もありました。中世ヨーロッパでは「金」と同じくらいの価値があり、貴重なものでした。そして、ペスト(黒死病)感染を防ぐためにも用いられたと言われています。インドネシア、スリランカ、マダガスカルなどの熱帯地方で育つ植物で、クローブは抽出部位によって、精油の種類が変わり、葉から抽出された精油をクローブリーフ、つぼみから抽出された精油をクローブバッドと言います。クローブは一般的には、クローブバッドを指すことが多いようです。

・自分の肌に合わない場合は、使用を辞める。
・妊娠中、授乳中の方の使用は、控える。もしくは医師や薬剤師に相談した上で使用する。
・乳幼児の使用は医師や薬剤師に相談した上で使用する。
・刺激が強いので初めて使用する場合は、必ずパッチテストを行う。(少量ずつ使用し、自分の肌に合った使用量で使用)
・お子様の手の届かない場所、揮発性なので直射日光が当たらない場所に保管する。