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ヒノキ

基礎情報
科名 | ヒノキ科 |
学名 | Chamaecyparis obtusa |
抽出部位 | 木部、葉、枝 |
抽出方法 | 水蒸気蒸留法 |
主成分 | α-ピネン、δ-カジネン、カジノールなど |
主な原産国 | 日本 |
香りの系統 | 樹木系 |
使用方法 | 芳香&ディフューズ、塗布 |
こんな時におすすめ
リラックスしたい、マッサージなどでくつろぎたい、よく眠りたい
使用例
・お風呂に1~2滴入れて、沐浴。
・ディフューズや足元に垂らし、就寝。
・保湿クリームなどに入れて、スキンケアとして塗布し、なじませる。
香りの特徴
和を感じさせ、日本人にも親しみやすいヒノキの香りは、部位によって、その印象は変わります。温かみ、落ち着きと渋みのあるウッディー調の印象があるのが、心材から抽出されるヒノキ精油。フレッシュさとグリーンな爽やかさを感じさせるまろやかな甘さの印象があるのが、枝葉から抽出されるヒノキ精油。この独特な香りの特徴を楽しむことができるのも魅力のひとつ。
成分による有用性・効果
リラックス & リフレッシュ
δ-カジネン、カジノール成分により、リラックス効果があり、α-ピネン成分ではさらに、リフレッシュ効果の両方期待できる。
免疫力・血流の向上
α-ピネン成分により、血行の活性化のはたらきかけがあり、身体を温め、免疫力の向上に働きかける。
抗炎作用
思春期や季節的なお悩み解消にもなり、抗炎による、アレルギー反応の緩和のサポートにもつながる。
対策できるお悩み
眠気解消、不安症、不眠症、ストレス、ニキビ、緊張、、憂鬱、風邪、集中力低下、肩こり、むくみ、冷え性、アレルギー性鼻炎
豆知識
日本古来の「和の香り」として、神社や旅館などに馴染みのあるヒノキは、湿気に強いので、日本特有の湿気の多い気候から守る役割を担っている。また、防虫や防腐にも優れている材質であることに加えて、きれいな木目が加工がしやすく、湿度の高い日本では神社仏閣や歴史的建造物などの建材としても活用されてきた。ヒノキ精油の抽出部位によって、フレッシュな香り(葉)や、森林浴の中にいるような、落ち着きある(リラックスできる)香り(木部)など、香りの印象は変わってきます。

・自分の肌に合わない場合は、使用を辞める。
・妊娠中、授乳中の方の使用は、控える。もしくは医師や薬剤師に相談した上で使用する。
・乳幼児の使用は医師や薬剤師に相談した上で使用する。
・初めて使用する場合は、必ずパッチテストを行う。(少量ずつ使用し、自分の肌に合った使用量で使用)
・お子様の手の届かない場所、揮発性なので直射日光が当たらない場所に保管する。