
目次
マンダリン

基礎情報
科名 | ミカン科 |
学名 | Citrus reticuata |
抽出部位 | 果皮 |
抽出方法 | 低温圧搾法 |
主成分 | リモネン、γ-テルピネン、ピネン、β-ミルセン |
主な原産国 | 中国、インド、イタリア、オーストラリア、ブラジル、アルゼンチンなど |
香りの系統 | 柑橘系 |
使用方法 | 芳香&ディフューズ |
こんな時におすすめ
不安や緊張が続く時、リラックスしたい時、明るく前向きになりたい時
使用例
・1日の始まりに、ディフューザーに垂らして、噴霧して使用。
・沐浴として、1~2滴お風呂に入れて、リラックス。
・お水の入ったスプレーボトルに1~2滴加えて、キッチン周りに使用。
香りの特徴
日本では親しみ深いみかんのような香りが特徴的です。温かな甘みの中に酸っぱさも感じられるそのフルーティーな香りは、日本人にとっては、好まれやすい香りの一つです。それに加えて芳香成分の一部によって、若干のフローラルな印象も受ける香りも兼ね備えています。
豆知識
日本では、「ぽんかん」「温州みかん」などがマンダリンの仲間として親しまれています。中国では高位官僚に対して、敬意の印として、マンダリンを献上していた歴史もあり、温暖で湿気の多い気候を好みながらも、その環境変化の適応性が高い果物であることから、次第に世界各地に広がりました。現代でも、漢方薬、料理の香り付け、香水の原料や製菓の材料として活用されています。マンダリン果皮は剥がれやすく、果実はスイートオレンジに比べれば小さいが適度の酸味があり、甘く芳醇な香気が特徴で、気分をリフレッシュし心を明るくしてくれる働きがあります。消化促進作用もあるため、消化を促す薬剤としても使用されています。マンダリン精油には毒性がなく、使いやすい精油の一つです。

・自分の肌に合わない場合は、使用を辞める。
・妊娠中、授乳中の方の使用は、控える。もしくは医師や薬剤師に相談した上で使用する。
・乳幼児の使用は医師や薬剤師に相談した上で使用する。
・初めて使用する場合は、必ずパッチテストを行う。(少量ずつ使用し、自分の肌に合った使用量で使用)
・お子様の手の届かない場所、揮発性なので直射日光が当たらない場所に保管する。